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Q

昔ながらの商店街が衰退している理由とは

質問 横浜の泉区で生まれて、大学から関西に住んでいてしばらく地元を離れていましたが、昨年地元の同級生と結婚して泉区に戻ってきました。何度か地元にも帰ってきていましたが、滞在するのは1日か2日で、実家から出ることはほとんどありませんでした。
地元に帰ってきて懐かしくて昔利用していたお店などを回ると、よく母と買い物に行っていた商店街が完全に衰退していて、シャッター街になっていました。開いていたお店で買い物をしましたが、知っているお店の人はほとんどいなくて、時代の変化を感じました。時代がそうさせたのでしょうが、ここまであんなに賑わっていた商店街が衰退してしまった理由にはどんなことが挙げられるのでしょうか?
yajirusi
A

店主の高齢化や後継問題なども衰退の大きな要因です

昔は繁盛していた人気の商店街が衰退している原因としては、大型店の出店やコンビニなどの進出がありますが、それだけではありません。少子高齢化や人口の減少も、商店街に訪れる客数の減少につながっています。
また、大型店やコンビニでは集客のためにさまざまな企業努力をしていますが、商店街ではそのような取り組みをしてこなかったことも、衰退に追い込まれた理由となっています。繁盛していなければ利益もとれないため、店主は高齢化して後継者がいないということも、シャッター街にしている理由の一つです。
ただし、商店街で一丸となって集客対策に取り組めば、再び繁盛させられる可能性はあり、実際にそうしている商店街も少なくありません。