まずは、状況を整理することからはじめましょう。
家業を継ぐかどうかで悩んでいる方の多くが、家業の経営状態などをきちんと把握していないようです。経営状態が良好なら問題ありませんが、今にも潰れそうなお店を継いでも明るい将来は望めません。
自分が商売を継いだ場合のメリットとデメリットをしっかり洗い出すことは、とても大事なことです。
サラリーマンになるよりも自由が効くからという理由で家業を継ぐ方もたくさんおられるみたいですが、状況によっては会社員よりも仕事が忙しかったというのもよくあることです。会社員よりも重い責任を負うことになるのも、事前にきちんと把握しておく必要があります。
親から家業を継ぐように言われていないなら、家族できちんと話し合うことをおすすめします。家業を継ぐかどうかは親族にとっても重要な問題なので、皆が納得した最良の選択をした方がよいと思います。